2017年05月27日

玉すだれ作り

 俊丸紅峰は、シルバー人材センターさんの会員さん(多賀町民の方は会員以外でも習えます)に、舞台踊りの正調南京玉すだれを教えています。
 今回、新たに会員さんが増え、今日は一日、玉すだれ作りでした。
 竹串を挟んで、ラジオペンチを使って、思い切り引っぱるように締めますので、結構、力が要りますし、座って作業していますので、腰にも負担がかかります。
 時々、立ち上がって、部屋の中を歩いたりしながら、作業を続け、午後3時過ぎまでかかりました。
 竹の穴に10cmぐらいの長さの糸を通した状態にして、編み上げるのに、実働4時間ぐらいかかります。
 購入してある竹に穴をあける(110箇所)のに2時間、竹の端の面取り、穴をあけた箇所のバリ取りを兼ねた面取りに2時間、竹に糸をセットするのに1時間、結ぶのに4時間、仕上げ(ロウを塗りつけ、磨く)に1時間、玉すだれを作り上げるのに、約10時間ぐらいかかります。
 コツコツ、根気のいる手仕事です。


結び始めは、左へ!左へ!

固結びした紐の端は、玉仕上げ      竹の端も面取りしています

半分出来上がりました


左右が解るように、違う色で目印をつけます


右側が、俊丸が使っています玉すだれ。白かったのですが18年になりますので、琥珀色なりました。年期が入っている!長さは36cm


後は繋いで、ロウを塗りつけ、磨いたら出来上がりです。

  


Posted by 私は俊丸 at 21:14Comments(0)伝統芸能
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50の手習いで始めた南京玉すだれも令和6年6月で25年が経過します。