2011年02月19日

玉すだれ作り(パートⅠ)

 今日は久しぶりのポカポカ陽気! は近いぞ!と、思わせる天候になりましたネ。
 陽が差す処では暑いぐらいでした。 
 そこで、ご無沙汰しておりました玉すだれ作りに励んでみました。
 本来なら外でやりたい作業ですが、電気ドリルの音がやかましいので、掃除機を横に置いて部屋の中でやってみました。
 竹の外側にゆっくりドリルの刃をを降ろして行きます。あまり早くドリルを降ろすと刃先が滑って真っ直ぐに穴をあけられません。
 300本ほど開けましたが、実作業は3時間近くかかりました。



             竹の外側から慎重に穴をあけます。



             竹の内側にバリが残っているのがわかりますか?



この状態で竹を触りますので、気を付けないとそげとして指に刺さる時があります。 
     竹の内側のバリが無くなり先が削られているのが解りますか?



 上記の写真の状態で、素材作りの第1段階は終了です。
 このまま、糸を通して結べば白無垢の綺麗な玉すだれが出来上がります。
 今日、穴をあけた竹棒のバリを取り、先を少し削る作業を10日ほどかけて完了させ、仕上げてある竹(5組、300本)と一緒にして、柿渋仕上げにチャレンジしようと思っています。
 まぁー、ほんとに地味な作業の繰り返しで、玉すだれ作りの作業の中で、バリ取りと竹先削りが一番しんどい(辛い)行程です。
 柔肌ですので、血豆が出来たりしたことも有ります。
 今夜からテレビを見ながら頑張りますわ!!

                                 安野 俊丸
玉すだれ作りパートⅡ→http://toshimaruyasunp.shiga-saku.net/d2011-03-12.html
安野俊丸の南京玉すだれ→http://www.eonet.ne.jp/~tosimaru/  


Posted by 私は俊丸 at 16:08Comments(0)伝統芸能
QRコード
QRCODE
Information
ログインはこちら
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 6人
プロフィール
私は俊丸
私は俊丸
50の手習いで始めた南京玉すだれも令和6年6月で25年が経過します。