最後の一つ
8月25日の手術日以来、2ヶ月間、体外排出していました膵液のくだを本日抜いて戴きました。
長かったですねェー。 お腹からパイプが出てきて、その先にはボトルをぶら下げ、生活していました。
寝るときも一定方向しか寝返りがうてず、今日が来るのを指折り数えていました。
手術後は体内から膿や廃液を放出するために5本のくだが出ていました。酸素マスク用、点滴、脊髄麻酔と小便用の管。
数えたら9本がぶら下がっていました。それが、一つずつ無くなっていき、退院の時には、いまの膵液の管だけになっていました。
先生曰く、「膵液は消化液で結構強く、膵管を小腸に縫合した部分を溶かしてしまおそれがあります。念の為にもう一ヶ月辛抱して体外排出しておいて下さい。」
それも、今日で最後。 ばんざーい!!
抜かれる時は、少し緊張した俊丸でした。
パイプも2ヶ月入っていましたので、少し体内にくっついている感じで、お腹の中でグニュ・グニュ動く感じが伝わって来たと思ったとたん、スコッと抜けた感じが伝わり、思わず「先生、抜けました?」と、声を出した俊丸でした。
「はい、抜けました。後は消毒してガーゼを被せておきます。」
今日・明日で熱が出なかったら大丈夫ですとの先生の言葉を聞きながら、「熱出るな!!」と念じる思いで病院を後にした俊丸でした。
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