代参まいり
本日は春分と言う事で、高槻にある両親のお墓参りに出かけて来ました。
息子夫妻と孫を連れて、賑やかな雰囲気で「お参りに来たよ。」と、呼びかけたいところですが、あいにく、息子は休祭日は休めない勤め。 嫁は二人目の臨月と言う事で、孫娘を連れて出かけて来ました。
孫だけを連れて出かけるのは、初めてであり、「途中で泣くかな?」と家内と話しながら嫁の実家へ迎えに。
おむつ等が入った袋を受け取り、「行って来まーす。」のバイバイ。 これなら大丈夫かな?と思いながら名神高速道路へ。
途中、少し渋滞もあったが、家内が持参してきたおにぎりを食べさせクリアー。
やはり、このような子と出かける時は、「おにぎりがいるやんね。」と家内の言葉。 嫁が出かける時には、いつも、おにぎりを持ち歩いているが良く解ったように思います。
出かけはびっくりするぐらいの黄砂でしたが、墓地公園に着いた時分にはそれも和らぎ、清々しい思いでお墓参りをして来ました。
孫娘も自身の両親に代わり、しっかりお参りしていました。
墓場の両親(俊丸の親)も、ひ孫が墓参りに来てくれ、目を白黒させていたのでは?と、思っています。
子供に墓守をさせるような事は、酷なであり、「自身の遺骨は海にまいてもらうねん。」と、話されている方をテレビで見た事があります。
「ヘェー、そんな考えもあるのか?」と、思ったりしましたが、久しぶりにゆっくりお参りし(孫連れですから速く歩けません。)、墓地は老若男女が集う場所である事をつくづく感じました。
若い夫婦と子供連れ、年配ご夫妻、当方達のように孫を連れてのお参りされている方。杖をつきながら一歩・一歩踏みしめながら歩いておられる年配のご婦人。 お墓があるからみんなお参りに出かけるのでは? 残っている者達の絆の確認では?と、思ったりします。
お墓参りも無事に済ませ、この子が大人になり生んだ子をつれて、我々の墓参りに来てくれるのかな?と、思いつつ帰路につく俊丸でした。
当の孫娘は?と後の席を覗くと、大役を果たした疲れか? 食事後で眠たくなったのか? 家内の膝の上で、すやすや夢の中であった。
安野俊丸
安野俊丸の南京玉すだれ→
http://www.eonet.ne.jp/~tosimaru/
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