俊丸の南京玉すだれ
玉すだれ作り(パートⅥ)
私は俊丸
2011年04月23日 21:27
たこ焼きをひっくり返す要領で、竹穴の縁に千枚通しをあてて、くるくる2~3回廻して竹穴を大きくします。
今回は、柿渋の液に3回、染め粉に1回、計4回染めて液に浸していますので、穴が小さく(竹材が膨張)なっていました。
次にナイロン糸を竹材に通して行きます。
竹材すべてにナイロン糸を通します。
白い糸ですので、少し解りにくいかも?
すべての竹材に糸を通し終えたら、太いローソクに火を付け、1本当たり10cmぐらいの糸になるよう定規で長さを確認して、ローソクの炎で焼き切ります。
はさみで切りますと糸のよりがばらけてしまいます。
ナイロン糸ですので、炎の熱で糸の切口がくっつき、ばらけません。
俊丸は、1箇所8cm~9cmに切っています。1竿当たり100箇所を越えますので、1箇所1cm節約しますと、1竿で1m以上節約出来ます。
すべてバラバラに切れたら、反対側の穴に糸を通し、同じように1箇所10cmぐらいの糸になるようローソクの炎で焼き切ります。
玉すだれ作りには、ローソクの炎を使いますので、クーラーや扇風機を使用する夏場には炎が揺れて、危なくて造る事は出来ません。
ほほえみ
流南京玉すだれ
家元
安野 俊丸
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紅 峰
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パートⅢ→
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パートⅡ→
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パートⅠ→
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