玉すだれ作り

私は俊丸

2019年02月15日 17:20

 俊丸が南京玉すだれの指導を受けた天竺たかし先生は、踊りに使う玉すだれを作ってこそ、南京玉すだれ師と、良く言われていて、習いたいなら、竹を削って!と、1cm角ぐらいの竹を先生から分けて戴きました。
 竹の角を取るように、小刀で削り、かまぼこ板に6mmぐらいの穴をあけ、引っかかる処を削り続けます。
 仕上げは、角材の上に竹を置き、左手で竹を回し、右手に持った小刀を竹に直角に立てて、左右に動かして、薄皮を削るに竹を削りました。
 60本、3ヶ月かかり、出来上がった時には、腱鞘炎になっていました。(涙)
 踊りの最後は、両手に持って枝垂れ柳を作りますので、2竿作りました。
 野洲で同好会が出来た時に、俊丸と同じように、皆さんに削って!と、言っても無理ですので、竹屋さんに素材を買っていました。
 今回、東近江市のグループの方からの御依頼で、12月からコツコツ作業を続けて、3月中旬にはお渡しできる目処が、やっとつきました。
 小さくバンザーイ!

俊丸のこだわり 竹の中心側は、皮の濃い竹を使います。


結びの始末は玉仕上げです。


5日から始めて、都合のつく日の午後から2時間、半分づつ編んでいました。


あと4竿です。
作り方の詳細は俊丸の南京玉すだれ→http://www.eonet.ne.jp/~tosimaru/structure.htm


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